麹塵色の軍服

BSって気抜いてるとたまにいい映画やってますね。正月にはゴットファーザーやってたし。レンタルで見つけられなかった、もう1回見たいなと思ってた映画がやってて、たまたまチェックしてて良かったっす。
カウボーイに憧れてる少年が念願叶って牛運んでるカウボーイ団に加わる事に。だだっ広い荒野では法も秩序も無く、おもてなしの心も好感接客も無い無情の世界ってわけで、牛泥棒や馬泥棒に襲われたりと牛を運ぶ旅は下衆な事ばっかり。少年は幼いながらも大人になろうとがんばるんですが、仕事はコックの手伝い、パシらされれば途中強盗に逢い身ぐるみ接がされ、夜に牛の見張りをすれば強盗に襲われて馬を盗まれ、違う世界で思い通りに行かない理想と現実の違いのやるせなさを体現しているのですが、途中人手が足りねぇって事でカウボーイ団が雇う4人の流れ者の方に感情移入しちゃうんですよ。いい年こいて人格に問題ある下衆い人達なんですが。

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物語の終盤、カウボーイ団は悪質な性格の地主が管理してる土地を通る事になり、通行料よこせって迫られ、証明書見せてって聞いたら、ぶっ殺すぞと脅されしぶしぶと支払う事に。その土地で安住の地を見つけたっていうキリスト教徒の開拓団に出会い、お茶会開いてたらそこに悪い地主が現れ、お前らとっと出て行かないとマジでぶっ殺すと勧告されます。開拓団はカウボーイ団に助けを求めますが、僕達仕事の途中なんでと立ち去ります。しかし少年だけが、僕はほっとけましぇん!と残る事を決意します。ここからがクライマックスになるんですが、立ち去ったカウボーイ団の中で流れ者の4人だけが引き返してくるんですよ。1人ひとりのワンショットの後、4人並んで馬に乗って駆けるシーンは、1972年の映画で初見はいつだったか忘れる位なんですが、今見てもしびれますね。ベスト5には入るんじゃないっすか。(1位はモチ白蛇抄!)4人がなぜ戻ってきたのか?少年の為なのか、開拓団の為なのか、それとも地主が気に食わなかったのか、明確にするシーンはないんですが、そんな所も色々想像できていいんですよね。

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流れ者のリーダー格の人が、近年の学園コメディー映画で先生役で出てたんで、先輩!お久しぶりっす!と恐縮してたら、問題起こして退学になりたい主人公にう○こしてるとこを盗撮されて学園中にライブ中継されるという役で、もうちょっと仕事選んではもらえないでしょうか?と落胆したりもしましたが、今考えてみればどんな役も誰かがやらなければ成立しないわけで、出演契約だけして後で台本読んで、げっ!ってなったけど「現場の要望に応えてこそプロ!」っと120%フルスロットル・ノースタントで、う○こひり出す演技に果敢にも挑まれたのかと考えると、その崇高な魂に、とんでもない企画物に出演してるAV嬢を見た時と同じ様に、両の手の平を合わせずにおれません。


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